20 メタニウム のオーバーホールのついでに、レベルワインダーのベアリングを追加しました。
※ 20メタニウムは、レベルワインダーシャフトが樹脂なので、長い目で見ると、シマノ純正以外のオイルやグリスを使用すると、樹脂に浸透して硬くなりクラックが入り破損する事が有るので、気を付けましょう。特に鉱物系のオイル、KURE 55‐6などを使うと怖いです、確実に寿命が縮みます。メタニウムMGLもそうですが、他社製品のオイルを使って壊れてる友人に相談された事が一度や二度では無いので、気を付けてください。
20メタニウムハンドルを外す
サイドプレートを外し、スプールを取り出します。
ハンドルのナットカバーを外し、左ハンドルなので、センターの逆ネジの袋ナットを取り、ハンドルを外します、右ハンドルは正ネジ、後は、スタードラグを引き抜き、逆ネジなので、パーツリストの16番を右に回して取り外す、その後、17番、18番、19番を取り外します。
外した順番に並べておきます。
20メタニウム ギヤボックス外し
赤い〇で囲んだプラスネジを緩めて抜きます、場所ごとに長さと太さが違うので、覚えておきます。
レベルワインダーのウォームシャフトのプラカラーを、ベアリングに交換しました、
詳しい交換方法はレベルワインダーパイプ交換の中にあります。
使用したベアリングがこちら
20メタニウム メインギヤグリスアップ
グリスアップに使用したグリスは、ギヤ用のACE-2とドラグ部分はACE-0です、
ギヤをパーツクリーナーで洗浄して乾かして汚れを落とします、古い歯ブラシでこすると簡単に汚れが落ちます、ギヤの歯車の部分は、ACE-2を、筆を使い薄く塗っていきます、外側と内側のドラグカーボンワッシャの面が当たる所は、指で、ACE-0を薄く塗ります。
組み立てる際に、巻き心地を左右する〇で囲んだベアリングに、純正スプレーグリスを軽く拭き付けます
組み立て時に忘れない様にピニオンギヤの軸受けにグリスを塗っておきます、ベアリングが回らずに、シャフトだけが空回りして、焼き付かない様に塗っておきます。
後は、ばらした逆の手順で、組み立てて完成
20メタニウム ブレーキパイプ
スプールのシャフト、ベアリングにオイルを添加
サイドカバーのブレーキパイプには、綿棒にオイルを付けて、薄く塗り付けます、ここにオイルを塗っていないと、ブレーキが強くなりますが、ブレーキシューが減って焼き付いたり、ブレーキパイプに傷が入って、ブレーキが不安定になる事も有るので、取説に書いている事なので、長持ちさせるために、たまにオイルを塗る様にします。
詳しいオーバーホールの仕方は、シマノ公式動画から、調べる事が出来ます。
夢屋 20メタニウム シャロースプール
ナイロン(lb-m)8-100,10-90,12-65
軽いルアーが使いやすくなるから、購入しようかと検討中です
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