アルファス AIR TW オーバーホール

リール

アルファス AIR TW をオーバーホールしました、乾いた巻き心地も良いけれど、少しだけしっとりさせたくて、オーバーホール

ダイワのベイトリールを分解、組み立ては、自己責任でお願いいたします、なので、分解、オーバーホールが出来る方に向けての内容になっています。

巻き心地にぬめり感を出すには

アルファス AIR TWギヤグリスアップ

メインギヤを、パーツクリーナーなどで、洗浄、私は毛先の細い歯ブラシを使いパーツクリーナーを付けてギヤの溝の中もブラッシング、洗浄して乾かした後、グリスを薄く筆でなでる様に塗り付けます、ダイワの初期グリスはサラサラの柔らかいモノが使われていますので、乾いた様な巻き心地を求めるのなら、ダイワのスプレーグリスを筆で塗ると純正の乾いた巻き心地になり、少し固めのグリスを使うと、しっとりとした巻き心地に変化します。

ベイトリールのクラッチに質感を持たせる

アルファス AIR TWピニオンギヤ

ピニオンギヤですのグリスアップですが、この部分のグリスの硬さで、クラッチの戻りの音や、切る時のぬめり感みたいなものが変わってきます、純正は、乾いた感じなのですが、少しだけ硬いグリスを使うとシマノの12アンタレスの様なクラッチのぬめり感を出す事が、出来ます。

ピニオンギヤの焼き付き防止

ピニオンギヤの焼き付き防止

ピニオンギヤの細い部分にも、グリスを塗ります、ボールベアリングより硬いグリスを塗ると焼き付き防止になります。

私の場合、ボールベアリングにグリスを圧入する、ARCボールベアリングリフレッシュセットを使い、ダイワで一番柔らかい純正スプレーグリスを圧入、硬いグリスを圧入すると、巻き心地が重くなりますので、洗浄後に柔らかいグリスを圧入しています。

ボールベアリングのグリスより、柔らかいグリスを塗ってしますと、ベアリングが回らずに、シャフトだけが回り、分解すると、焼けた様な変色が見られる場合もあります、巻き心地にゴリゴリ感が出る原因とも考えられるので注意が必要です。

スプールのベアリングにも言える事で、スプールのベアリングにはオイルは刺すのに、その軸受けにグリスを刺さない方が多く、飛距離が出ないとか、キャスト時のスプールの唸り音が大きいなどの問題も出てきますので、ベアリングの性能を出し切る事が出来るセッティングを、メーカーのメンテナンスの取り扱い説明を良く読んでみてくださいね、せっかく買った大切なリール、決して安いモノではありませんから、大切に長く使いたいと思います。

リールは、「ゴリゴリ」感が出たら、メーカーにオーバーホールに出さないと治りません、特にダイワは、メインギヤ、ピニオンギヤの単品販売をしていない、理由としては、メインギヤがトラブルになるような場合、他のベアリングや、パーツの減りも考えられるので、メインギヤを変えたけど治らないなんて事になると、いけないので、グリスアップで治らない場合は、メーカーにオーバーホールをお願いします。

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