ジリオン 10.0L SV TW インプレ

最先端を行くアメリカのバストーナメントシーンで活躍する大森プロが待望し続けた世界最速マシン。ハンドル1回転106cm、ギア比10.0/1の最速ギアをがっちり支えるフルメタル（強化アルミ）ハウジングを纏ったジリオンの最終進化モデル

ジリオン 10.0L SV TW デザイン
ジリオン 10.0L SV TW スペック
ジリオン 10.0L SV TW 投げられるルアー
ジリオン 10.0L SV TW バッククラッシュしにくい
ジリオン 10.0L SV TW 巻き心地
ジリオン 10.0L SV TW キャストフィール
ジリオン 10.0L SV TW タックル
ジリオン 10.0L SV TW スプール交換

ジリオン 10.0L SV TW デザイン

マッドBLACKのメインフレームに艶有りBLACKのサイドがまたいい

黒に青い刺し色が何とも言えないアクセントになっています。

ジリオン 10.0L SV TW スペック

アメリカのトーナメントで10.0/1を支えるためにフルメタルハウジング（強化アルミ）で武装されたボディー、ジリオンTW1520と同じパーツらしいけど、1500番リールの中ではタフではないでしょうか、たぶんスティーズATWより剛性は高いと思う。

巻取り長さ(cm/ハンドル1回転): 106
ギア比: 10.0
自重(g): 215
最大ドラグ力(kg): 4.5
標準巻糸量(lb-m): 14-45~90、16-40~80
ハンドル長さ(mm): 90
ベアリング (ボール/ローラー): 10/1
淡水専用

12lbラインが100m巻けるのはジリオンSVTWと同じ

大森プロが待っていたリールがジリオン 10.0L SV TW

ジリオン 10.0L SV TW 投げられるルアー

軽量リグから重量級ルアーまで､ベイトの中で一番守備範囲が広い
・4インチワームのネコリグから､ビッグベイトも楽に扱える。
・身近なフィールド(野池､川など､オカッパリ) で一番出番が多い。
・1台で色々なリグ､ロッドとのセットが可能になる。
・スプール強度を犠牲にしていないため、太糸でフィネスリグを使え､50cmアップでもゴボウ抜きできる

ＳＶスプール搭載なので、フィネス領域から、ビックベイトも使えます、

ただ、ギヤ比の関係で、リップが大きなミノーやビッククランクは苦手、シャロークランクを遠くに投げて、ＢＡＳＳがいそうなポイントはゆっくり巻くなんて事は楽に出来ます、それから、フリーリグや、ラインスラッグを出して釣る場合、巻き取り速度がすごいので、ラインスラッグを直ぐに回収でき、フッキングパフォーマンスが確実に上がりました。

ピッチング、スキッピングなど、カバーでの釣りにはすごい武器だと思う、特にフロッグを使う場面ではハマりまくるはず。

ジリオン 10.0L SV TW バッククラッシュしにくい

ジリオンＳＶＴＷと同じＳＶスプールを搭載しているので、ストレスフリーバーサタイル、4インチワームのネコリグ、ライトテキサス、3.5ｇシンカーのダウンショット、3ｇのスモラバから、ビックベイトまで、ノーサミングで使う事が可能なベイトリール

キャスト後の強風でもバッククラッシュしにくいのはすごいと思います、手首だけのスパイラルキャストや、しげみにロッドを突っ込んで、テップをちょいと動かして投げでもラインが浮かない設定に出来ちゃうから、すごいです、棒有名メーカーのリールでは無理なキャストなんだよね～ヤブこぎに最高

ジリオン 10.0L SV TW 巻き心地

ギヤ比が高いので、巻き心地は重いです、ただ、ジグやテキサス、ヘビキャロが、巻いてると水面に出てくるとすごく気持ちいい巻き心地で巻く事ができます、ラインスラッグを取る瞬間も気持ちいい、ただ、やはり、ゆっくり巻くのは苦手ですね、でもスピナーベイトの早巻き、サカマタシャッドノーシンカーのリーリングジャークなどは得意ですね、ハンドル回転で106㎝ですから、アクション付けるには良いと思います。

巻き心地は悪く無いけど、ルアーによっては重いですね。