オールメタルハウジングのジリオン10.0SVTW スプールを交換する事で、色々な用途に特化した使い方が出来るので、私が行ってる方法を書いてみたいと思います。
ジリオン10.0SVTW スプール 互換性
ジリオン10のキャストフィールが良くなるスプール
ジリオン10のスプールは、ジリオンSVTWと同じ1016SVスプールが使われていますが、ワークス仕様では無いので、スティーズSVTWに使われているRCS 1016 SVスプールと交換する事で、キャスト時のスプールの唸り音が静かになり、飛距離も格段に上がります。
RCS 1016 SVスプールは、軽量化と、バランス取りもされているためだと思われます。
右側のジリオン10の純正スプールには、左のRCS 1016 SVスプールのような軽量化のための肉抜きホールが空いていません、交換するだけで、「ベアリング交換したの?」と間違えるくらい、キャストフィールが良くなります、実は、オールアルミハウジングのおかげで、スティーズSVTWよりも、巻き感やキャストフィールが良くなります。
純正でこのスプールが装着されていたら、1万円以上販売価格が上がっていたでしょう。
ジリオン10をピッチングとベイトフィネスに特化させるスプール
スティーズSVTWのハイギヤだけに使われている、ピッチング用のRCS 1012 SV スプールを装着できます、浅い溝のスプールで、回転の立ち上がりが良くなり、ピッチング性能が格段に良くなるだけで無く、軽いルアーを投げる事が楽になります、
ベイトフィネスロッドにあわせると、1.5号のPEラインを使い1.2gのスモラバを思った所にキャストできるので、ベイトフィネスでも使える様になります。
元々、大森プロが、ピッチングの手返しを良くするためのギヤ比のジリオン10.0だから、本来なら、RCS 1012 SV スプールが、本領を発揮できるスプールだと思われます。
ジリオン10.0 でヘビキャロ遠投仕様
ルアーの回収速度を考えると、ヘビキャロのも使いたくなって、試してみたら、すごくハマりました、と言うのも、手持ちのスティーズATWの純正スプールを使う事で、マグフォースZになり、スティーズATWと同じ遠投性能を手に入れる事が出来ます。
スティーズATWを使った事が有る方なら解ると思いますが、1オンスシンカーで、14lb100mの飛距離が出せるリールに変身できちゃうスプールです。
ヘビキャロなら、遠投して、ロッドでキャロを動かし、ラインスラッグだけ巻き取る事が多く、フッキングでBASSにこちらを向かせて、BASSに主導権を握らせずにいっきに巻き取って、まるで水上スキーのようにBASSを手元によせて来る事ができるのも魅力、16lb100mのラインキャパは武器になりますね。
ジリオン10.0のスプールと互換性のリール
ジリオン10.0とスプールが共通で使えるリールは、
- ジリオンSVTW
- スティーズSVTW
- スティーズATW
ダイワならではの、 スプール 互換性を使えば、色々なセッティングが出せるだけで無く、使用するラインによって使い分けも出来るのが便利ですよね。
スプールを交換するだけで、2.3gのスモラバから、ヘビキャロの大遠投まで、使い分けが出来ちゃうジリオン10.0は私のお気に入りのリールの一つです。
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