ハートランド 疾風 HA・YA・TE 七伍 AGS

ハートランド
ハートランド 751HRB-SV AGS19

村上晴彦さんが「世界一気持ちいいロッド」とおっしゃったロッド

2019年、平成最後の記念すべき年に村上晴彦が世に問うハートランドは、歴代の作品の中でも名作の一つに数えられる「疾風」そして「疾風七弐 Type ?E /Type-W」の流れを汲むロングバージョン。「疾風」の遺伝子を受け継いだ集大成ともいうべき 751HRB-SV AGS19

ハートランド 751HRB-SV AGS19

ハートランド最後のグリップジョイント仕様

疾風七伍の動画を見ていて、「ハートランド最後のグリップジョイント仕様、次からは2ピースしか出来ない」と村上さんが仰っていたので、どうしても手に入れたくて購入したロッドです、数本のロッドと3個のベイトリールを、黄色いお店に持ち込み資金を集めて、誰にも触られていないモノが欲しくて、通販で購入、グリップジョイントの刺した後に傷が入っていたりしたら嫌なのが一番の理由です。

ハートランド 751HRB-SV AGS19

手元に届き、封を開けると、まるで日本刀のつかの部分の様な赤いデザインが現れました。

ハートランド 751HRB-SV AGS19デザイン

751HRB-SV AGS19は日本の工場で作られています。

ハートランド 751HRB-SV AGS19はメイドインジャパン

AGS エアーガイドシステム

チタンと比較して約3倍の高剛性を有するAGS

従来のガイドより約40%の軽量化に成功、チタンと比較して約3倍の高剛性を有するAGS

チタンと比較して約3倍の高剛性を有するAGS

硬いのですが、カーボンなので、傷が入ると、壊れてしまう事が有るので、硬い場所に置いたり、ロッドを束ねて持たない様にと村上さんが言っていました。

751HRB-SV AGS19 使用感

ハートランド 751HRB-SV AGS19プロト

手に持つと、重みを感じます、160gが重いと感じる、100g前後のロッドばかり使っていると、重いと感じてしまう、でも、ハートランドに言える事ですが、手に持つと、所有する喜びが有り、少し振ってみると、シャキンとした感じが「硬いロッド」だと伝わってきました、

リールを取り付け、ガイドにラインを通して行くと、小径ガイドで数も多い

一番やりたかったのが、琵琶湖でのヘビキャロ、21gのタングステンシンカーの三又ヘビキャロをセット、ワームは2.4インチのM.P.C.私の中の遠投仕様、16lb100m巻いたスティーズATWでキャスト、ブレーキは4で始めたのですが、気持ち良いキャストフィールの後に、ラインが引っ張れれる感覚が有り、徐々に緩めていき、最終的に0でキャスト、

ブレーキ0でキャスト後に、ラインが無くなりかけて、あわててスプールを押さえると、スプールに結んだラインのコブで、親指の皮がめくれ、危うく出血しそうになりました、まさかラインが全部出るなんて思っていなかった・・・

この日は、親指のケガで帰宅しました。

この後、ジリオンTW HLC 1516を購入する事になるのです。

ハートランド 751HRB-SV AGS19 感度

ダイワの最高のカーボン素材の進化した、SVF COMPILE-Xが使われているので、感度は良いと知っていましたが、あの気持ちいいキャストフィールのレギュラーテーパーで、そこまで感度が良いとは思っていなかったのだけれど、超高感度なので驚きました、R18フロロリミテッド16lbとジリオンTWHLC1516のアルミボディーも関係していますが、ラインが全部出た後、ラインを引っ張りながらシンカーが沈んで行きます、シンカーの着底の振動が手元に来た時は「まさか!」と声がでました、その後ロッドをゆっくり立てるとボトムの砂の感触が手元に伝わり、小石に当たる感触も解り、砂山を越えた事とか、岩を乗り上げようとしてる事や、水中の岩でラインがこすれる感じとか、色々な情報をロッドが伝えてくれます、まるで、SVF COMPILE-Xのジグロッドに似ています。

ジグロッドのスティーズ17ハリアーと同じ感度を持っているのに、キャストフィールは、スティーズトップガンをパワーアップさせた感じですごくハジキ飛ばす感じが気持ちいい、使っていると7フィートを越えてるロッドだと言う事を忘れさせてくれますが、ふとロッドを見ると、長いって感じます。

すごくスマートな姿で、赤い色なんだけど、鈍い赤なので、私の様に若くない釣り人が持っていても、はずかしく無いのが良いです。

遠投して、思ったのが、回りにいた釣り人がムキになって飛ばそうとしてるのが解りました、中には、「何グラムのシンカーなのですか?」なんて聞いて来る方も、

「21gですよ」と言いながらシンカーを見せると、おどろいた顔をされていました。

フルキャストして少し巻くとウィードが有り、シンカーをほぐしながら通過させた直後にアタリを感じて送り込み、ラインが走ったのを確認してフッキング、

サイズの割には、よく引くBASSでした、元気いっぱい、この時、硬いだけのロッドではない事、BASSが暴れるのをはじかずに、ロッド全体でしなりながらも、テップの柔らかさを感じました、硬いのに柔らかいロッド・・・

赤松健さんが言ってた、キャストはシャキとしてるけど、BASSとのファイトでは粘るロッドと言う意味が解りました。

ハートランド 751HRB-SV AGS19でキャッチしたBASS

硬くて、ハリが有る高弾性カーボンが好きな方におすすめ出来るハートランド

「ハートランド721HRB-18の進化版かな?」なんて思っていたのは間違いでした、

ハッキリ言うと、真逆のロッド、さすが、疾風の最新版だと思います。

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