最近また人気が出て来たベイトフィネス、ハイプレッシャーの釣り場で、どうにかBASSを釣り上げるには、どうしても必要なアイテムだと思います。
ベイトフィネスのメリット
最初に、私がなぜベイトフィネスを始めたのかお話したいと思います、私は、シーバスから始めたルアーフィッシング、土曜日の昼から、日曜の朝までロッドを18時間も振り続けるなんて事は強風の日以外は、毎週でした、9フィートロッドのスピニングタックル、投げて巻いての繰り返し、薄明かりの海にルアーをキャスト、何度もキャストしていると、ガイドに塩の塊が付いたり、間に合わせで買ったスピニングリールが、一晩でガタガタになったり、ガイドに付いた塩で、フロロラインは切れるけど、ナイロンなら切れない事を思い知らせれたり、PEラインに塩が付き、安いロッドだと、ガイドを削ってミゾが出来て、そのミゾにラインが挟まりラインブレイクとか、いろんな経験をしてきました。
色々な経験をして来た中で、シーバスで一番使っていたのが8lb(2号)のラインです、私が愛用してるのが、ステラの4000番に3000番スプールを付けて使っていました、3000番なら使える2号ラインですが、それより小さなスピニングリールで使うと、トラブルだらけで、一晩投げられない。
理由は、スピニングリールの構造に有ります、スプールに横からラインを巻き取り、キャストで、縦に出て行くライン、投げて巻くだけで、糸ヨレを作ってしまう構造になっているので、2000番台のスピニングで8lb(2号)ラインは、柔らかいナイロンならどうにか使えそうですが、フロロだと、ラインのヨレで、キャストの時たくさんのラインが一気に出てしまい、釣りにならない事が連発します、ラインを細くすればトラブルは少なくなるのだけれど、BASSのキャッチ率が落ちます、そんな理由で、細いPEラインをスピニングで使うのが主流になってきました。
太いラインを快適に使えるベイトリール、ルアーが回らない限り、糸ヨレは起こらない構造、それでいて、スピニングよりパワフルにラインを巻き取れる、何より、片手で操作が可能なので、なれてしまうと、スピニングがめんどくさくなるのが、私の一番の理由でもあります。
スピニングでは難しい、静かな着水音、ベイトリールならサミングになれると簡単に行う事が出来ちゃいます。
ハイプレッシャーの釣り場で8lb~10lbラインを使い、小さなスモラバや、2gシンカーのダウンショットなどをキャスト出来ちゃうベイトフィネス、
ベイトフィネスで、私が使ってみて感じたラインの事を書いてみたいと思います。
ナイロンラインのメリット
一般的にナイロンラインは、フロロラインと比べると価格が安いです、そして、伸びが有り、岩などにこすれても、柔らかいので、たくみに交わしスレに強いのが特徴です。
引っ張る力には、伸びがダンパーの役割をして、ワームをくわえたBASSに違和感をあたえにい。
ポンドクラスラインで無いナイロンラインなら、粘り強く、切れにくいので、クランクなどに使う事が多いです。
ナイロンラインのデメリット
比重が軽く水に浮くのが特徴ですが、水を吸い込み安く、1時間も釣りをしていると浮いてこなくなり、強度が落ちてきます。
なんと言っても、伸びが有るので、振動の伝達が悪く、ボトムでのアタリが解りにくく、感度が必要な、ダウンショット、テキサス、キャロライナリグ、ラバージグには向かないラインです。
フロロカーボンライン メリット
なんと言っても、振動の伝達に優れていて、伸びが少ない事、水を吸い込みにくく、長く使っても強度が落ちにくい、最近では、8lbの太さで10lbの強度が有るラインをよく使う様になりました。
フロロライン デメリット
何と言っても、ナイロンラインに比べて、硬く、なれないと、ごわついて使い辛い、最近では、若干しなやかなモノや、表面のコートで、すべりが良いモノも出回りだしましたが、それでも、ナイロンラインより硬く、比重が重いので、スプールの回転が悪くなり、飛距離が落ちてしまう。
私がベイトフィネスで使っているライン
釣りをする場所が、野池で、足場が良くて、大きなBASSが少なく、浅瀬の岸ギワでBASSを手で取り込める場所ならば、ナイロンラインを使う事が有ります。
ベイトフィネスで使うナイロンラインなら、この2種類かな~
足場が高く、琵琶湖で実際ベイトフィネスで使ったのが、この2種類になります。
伸びがほとんど無くて、10lbの太さで12lbの強さを持っている
R18フロロリミテッド8lbで、抜き上げた50㎝のBASSがこちら
表面のコートが強く、なかなか白く色が変わらない、耐久性が強いので、フィネス ブレイブ Z も使う様になりました。
琵琶湖でベイトフィネスを行う場合、PEラインを使ってみたら、意外と使えたので、PEライン1号を巻いて、使う事も有ります。